人を知る

チームワークが支える 確かな技術と厚い信頼が 自社への誇りにつながる。
工場事務部 丸子事務課
北澤 百合恵 Yurie Kitazawa
勤務地:テクニカルソリューションズセンター
入社年度:2000年
卒業学部:英語英文科
長野計器への入社のきっかけを教えて下さい。
入社するきっかけは、派遣社員として当社の海外向け製品プロジェクトの通訳業務を行い、会社の皆さんと共にマレーシアで約1ヵ月の業務をさせていただいたことでした。丁度そのタイミングで長野計器は海外展開を積極的に始めていたこともあり、語学のスキルを評価いただき、正社員としてのオファーをいただきました。 会社のニーズと自分の希望が一致したことはもちろん、社員の皆さんがラインの設計や生産・製造活動に対してとても情熱的に真摯に取り組まれていたこと、そしてこのような雰囲気をもった会社ならばぜひ働きたいと思ったことが入社を決める大きな理由でした。

今の仕事内容を教えて下さい。
入社以来、車載用圧力センサを中心とする海外向けの製品について、海外の顧客やサプライヤとの窓口業務を行ってきました。具体的には、受注の展開、納期交渉・調整、出荷手配を初めとするロジスティクス全般、そして請求業務などです。これらの業務を滞りなく行い顧客満足を達成するためには、顧客との密なコミュニケーションはもちろん、社内関連部署が協力しチームとして迅速に対応する必要があります。社内のチームワークに支えられ、また自分もチームの一員として問題解決に貢献できることに大きなやりがいを感じました。
現在はこの営業部門から経営企画部門へと異動し、新しい業務に取り組んでいます。今は社内のあらゆる部署において海外とのコミュニケーションを求められる機会が増えています。経営企画部においても海外のグループ会社との連携が重要となっており、グループ全体の相乗効果をより高めるという目的に貢献できるよう、新たな気持で取り組んでいます。

長野計器の魅力や強みは何だと思いますか?
当社の強みは、まずは何と言っても確固たる技術力だと思います。そしてそれを支える生産技術と製造能力の高さが、圧力計・圧力センサメーカとして国内外に広く高い評価を受けている理由だと思います。さらに、私も含め社員全員がそういった特有の技術や自社製品に誇りを持ち、情熱をもってそれぞれの部署の業務に従事している雰囲気が日々社内に感じられることが、長野計器の最大の魅力だと思います。
今後の目標、キャリアプランを教えて下さい。
今後も業務の中で海外とのコミュニケーションが増えることが予想されるので、あらゆる場面に対応できるように、引き続き語学力のレベルアップに励みたいと思っています。実際のビジネスで使用するコミュニケーションにはTOEICの点数に関係ない部分も大きく、一般常識や社会情勢、経済状況など、総合的な知識力が求められるので、これから更に勉強しなければいけないと思っています。また、交渉力やプレゼン能力も求められるので、それについてもまだまだ学ぶべきことは多いと感じています。
学生のみなさまへのメッセージ
私はもともと語学に興味があり、英語を身につけて国際的な環境で仕事をしたいと思ってきましたが、年数を経るごとに、海外ビジネスにおいては必ずしも語学スキルだけでなく、むしろ自分の背景となる文化を理解し、自分の意志や考えをしっかり持って海外とのコミュニケーションにあたることが大切だと感じるようになりました。みなさんは学生時代に学んだことをすぐにアウトプットして成果を出したい!と思うかもしれませんが、目に見える結果だけを急がず、焦らずに進んでいただきたいです。努力したことは、いずれいろいろな経験とともに必ず実を結ぶ時が来ると思います。未来の為の今を大切に、頑張りましょう!
