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圧力計事業
事業概要
- 創業(1896年)微圧から超高圧までの圧力計を開発・製造・販売、国内シェア60%以上(売上高)
- 空気や液体の「押す力」を、圧力値として指針の動きに変換、確認ができる計器。駆動電力を必要とせず、設置するだけで人が目に見える形態で圧力を表示、作業者が簡単に圧力値を目視確認できる。
コア技術
ヘリカル形ブルドン管
中圧~高圧ヘリカル形ブルドン管は、C形ブルドン管では対応できない高圧力を計測する圧力計に搭載されています。
スパイラル形ブルドン管
低圧~中圧スパイラル形ブルドン管は、一般的な圧力計に用いられている内機を必要としません。そのため計測可能な圧力レンジは限定されるものの、耐久性に優れています。
C形ブルドン管
低圧~中圧ブルドン管は機械式圧力計の最も重要な構成要素です。C形ブルドン管は最も多く使用されている形状で、計測可能な圧力レンジが幅広く、正確性と耐久性を兼ね備えています。
ベローズ
低圧ベローズは、外周に蛇腹状の深いひだをもった薄肉円筒のエレメントです。
ベローズの内部に圧力を加えて、それによる変位を利用する方法です。ベローズの内外に圧力を加えて、差圧を計測することもできます。
カプセル
微圧カプセルは、波形の円形金属板を2枚合わせたもので、その内部に圧力を加えて、それによる変位を利用する方法です。
ダイアフラム
微差圧ダイアフラムは、周辺を固定した比較的柔軟な板材からなるエレメントです。圧力が加わると中央部がたわみますので、その変位を利用する方法です。
業界別詳細
産業機械・プロセス
主要分野
コンプレッサー 発電所 石油精製 化学コンビナート 真空ポンプ 農業機械化学プラントやコンビナートでは、様々な液体や気体が配管により供給されています。圧力計の設置により、配管の破裂や漏れを未然に防ぎ、施設の安全を確保します。また、タンクや貯蔵容器内の圧力計測により、残量監視を行うとともに、爆発等の事故リスク低減にも寄与しています。
FA空圧
主要分野
空圧機器自動化された工場の製造ラインでは、機械やロボットが物を運んだり持ち上げたりする際に圧縮空気が用いられます。包装機械や組み立てロボットの空圧システムは規定の圧力で動作する必要があるため、圧力計を使用して圧力を常時監視することが重要です。仮に圧力供給が不安定になると、機械の正確な動作が妨げられ、生産効率に重大な支障をきたす可能性があります。
空調管材
主要分野
クリーンルーム(半導体・医療・食品) ビル空調居住空間の適切な換気を確保するために、空気が通るダクト内の空気量測定が重要視され、適切な風量の確保とフィルターの詰まり検知に微小圧力の計測が必要とされています。(オフィス・半導体・医薬・食品工場等)家庭やビル内の給水においても適切な水圧を維持することで、上水の供給はもちろん、配管からの漏水低減にも貢献しています。
半導体
主要分野
工場内配管 ガス・水・薬液の供給設備半導体の製造工程では、「ガス・薬液・純水」を供給する際、圧力計測は必要不可欠です。半導体製造プロセス全体における品質と安定性の向上に繋がります。これは均一なガス供給の確保だけでなく、適切な圧力管理が装置の保護にも繋がります。特に、ガスボンベ等は、残量が目に見えないため、圧力計を用いて残量確認する等、様々な用途でご利用頂いています。


